【モダン（現代）コインのご紹介です。】1967年、第三次中東戦争の勝利を記念してイスラエルで発行された当コイン。年代としてはアンティークと呼ぶには少し若造で、モダンコインとしての位置づけになります。しかし、発行枚数が約9,000枚と限りなく少ないこと、コイン発行の背景が第三次中東戦争勝利を記念しているという点、そして、嘆きの壁のデザイン。以上より、今後中長期的に価値が上がっていくものと店主は考えます。最近、世界中で毎年様々な種類のコインが発行されています。発行枚数が少なければ希少価値が上がると見込んでいるのでしょう。わざわざ、発行枚数を少なくして明らかに価格を釣り上げているモダンコイン群が存在します。確かに発行枚数はコインの価値基準で大切な要素の一つではありますが、それ以上にコインが発行された歴史背景が重要であると考えます。最近よくあるのは、過去のとある国の王のコインが急騰したため、似たような肖像のコインを現代版として発行しているもの。それらは、発行枚数としての希少性やデザインとしての人気度は高いかもしれませんが、肝心な歴史背景がありません。その当時に、その当時の王の、その当時の歴史背景によって発行されるから価値があるのであって・・・現代に似たようなコインを発行したとしても、それはレプリカの何物でもありません。それらのコインは買ったが最後、売る時に価値が暴落していると考えます。さて話は戻りますが、当コイン。重さは26.68gで金品位は0.917です。金地金の重さは約24.6g。現在の金地金相場の小売価格がグラム7,000円ですので、約172,000円が当コインの金地金としての価値になります。しかし、発行されてから約50数年。発行枚数が約9000枚という希少性、そして、イスラエルの第三次中東戦争勝利記念という背景というプレミアムが付きます。このプレミアムは、時が経てばより一層価値を増していくものと考えます。【表面】：嘆きの壁【裏面】：6日戦争勝利記念【直径】：33㎜【重さ】：26.68g【素材】：gold（金）（品性：0.917）